2006.01.22
波と共に去りぬ [インドネシアは風の中]
ギョッ!
フローレス島、港町エンデにて , Apr 2002 Indonesia
感動的な光景だ
本能のまま大海原へ挑むウミガメの赤ん坊のように
海辺に寄せては返すさざ波に
力なく押し戻され
力なくさらわれていく
・・・
ウンコたち
インドネシアのとある漁村。
浜辺には漁師たちの住居が建ち並ぶ。
昔々からそうなのだろう、
海は男たちの漁場であると同時に便所でもある。
海とともに生きる彼らにとって
それがもっとも合理的だったのだろう。
ふと気づいた・・・
波にさらわれたウンコたちは
やがて魚たちの餌となり
その魚たちを漁師が釣り上げる
釣った魚は市場に並び
食卓に並び
人々の胃袋におさめられる
そしてまた人々は朝のイトナミへと海辺へ向かう
食うか食われるか!
僕はスルドク生物界の巡るめく食物連鎖を発見したのだった。
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Comment (7)
ギョギョッ!
で、それらは召し上がられましたかっ^^
by (2006-01-23 00:09)
要するに肥やしというか肥料というか(同じか)
by tm-photo (2006-01-23 07:26)
まぁ、そういうものですよね。^^;;;
by (2006-01-23 10:21)
そうして世界はまわっているのね。
by うらなみっこ (2006-01-23 18:11)
丸々と太った魚などは
「おまえはたくさん食ったんだなぁ・・・」
とつぶやきながら毎日食ってました。
気にしても仕方がない。
「クソクラエ」ですね。
by スナフキン (2006-01-24 01:00)
写真は面白いんだけどなぁ(笑)。
ちょっと食欲減退・・。
by HummingBird (2006-01-24 16:17)
海、うんこ説。
崎山克彦さんの本で読んだ記憶が!
めちゃくちゃ爽快なんですってねー
by cochan (2006-01-29 12:01)