2006.01.20
歩いている [アフガン・ノスタルジア]
アルイテイル
カブールにて , Sep 2004 Afghanistan
人が歩く。
たくさんの人が歩いている。
伝統的なシャワール・カミースをまとう老人。
洋服を着飾る若者。
つぎはぎだらけの商人。
全身をブルカで覆った女。
僕はそんな歩く人々を見る。
歩く人々は僕を見ない。
皆、物言わず淡淡と歩いている。
どこへ向かって歩いているのだろうか・・・
生に向かって歩いているのだろう。
僕はただそう感じている。
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Comment (9)
やっぱり日本にはない騒がしさとかが写真の中で感じられますね。でもみんなどこか淡々とした自分たちの空気みたいなものを持ってますね。私はあまり海外に行ったことがないのですが、海外に行くと必ず思うのが自分の居場所だと思います。この写真は目線から撮られていて生き生きしてますね。
by aicco (2006-01-20 00:21)
子供の孤独さ、路地の空気が伝わってくるような写真ですね。
読者にならせていただきました。
by kazemichi (2006-01-20 17:50)
民族固有の衣装での佇まいって、本当にその国」での「生き方」みたいなものを感じるものですね。江戸時代のニッポンを撮ることができたなら、あんがい相似した景色になるのかなぁなどと想像します。
by (2006-01-20 21:26)
■追伸
猥雑で汚く、喧噪があって。
でも、他のアジアのストリートとは明らかに異なる空気を感じて。
人も建物も通り自体もどこか目立つのを恐れているように見える。
「『戦争』の余韻なんだろうか」と『戦争』を知らない僕はただそんなことを思っただけなのでした。
by スナフキン (2006-01-21 00:27)
あきらめ?希望、未来・・・
by (2006-01-21 03:03)
歩く人々が外国人を見ないなんて、他のアジアの国とはちょっと違いますね。何かに怯えているような感じなのでしょうか。目立ちたがり屋の多いベンガル人とは全く違います。
by julius (2006-01-22 04:33)
ご訪問ありがとうございました!
プロの方ですよね!?
スナフキンさんの写真を見ていると
人間としての正しい生き方を考えさせられます。
みんな必死で生きている、その姿に心をうたれます。
今一度、考え直さなければなりませんね。
今後ともよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
by tm-photo (2006-01-22 05:00)
未知の世界がありすぎる。。。
恵まれた日本で生まれた私たちには、想像もつかない生活なんだろうなぁ。。。いろんな意味で考えさせられます。
by りっちゃまん (2006-01-22 09:15)
彼らには彼らの流儀がある。
僕らには僕らの流儀がある。
そして、『オレ流』を考える・・・模索中です。
>情報より経験派。僕は腕力系カメラ甘チュアです。
by スナフキン (2006-01-22 20:26)