2007.07.22
野グソ推進委員会よりお知らせ [チベタン・ブルー]
凍てつく想い
意外と知られていない世界第三高峰、カンチェンジュンガにて, Nov 2003 India
僕が旅の中で野グソと真っ向勝負を挑んだのは、エベレスト、K2に続く世界第三高峰、カンチェンジュンガを目指してヨタ歩いている時だった。カンチェンジュンガ峰はヒマラヤ山脈のインドとネパールの国境に位置し、両国のどちらからでもトレイルがあるのだが、何を血迷ったのかインド側から攻め入った僕は8日間の過酷なテント生活を余儀なくされたのである。その時、『テント生活=野グソ』の方程式に直面した僕はすべからく『野グソ道』を勤しみ歩んだのであります。
さて、ここから話はいつものように脇道にそれていくのだが、男にとって、とりわけバックパッカーまたはキャンパーにとって、野グソというは身近な存在である。ところが、女にとってはどうやら違うらしい。彼女たちは「野グソ」と言葉にすることすら忌み嫌うフシがある。僕にとっては極めて甘美で魅力的な言葉なのに・・・。
確かに、「野グソ」「野糞」「のぐそ」「ノグソ」と、どう書いてみたところでその言葉からクリーンなイメージは湧いてこない。だったらいっそうのこと『野グソ』を改名してしまったらどうかと思うのだ。これは21世紀に生きる人類に向けた最初の提言だ。もっと親しみやすい言葉にすれば、女の子ももっと気軽に野グソを楽しめるというものであろう。
例えば、英語にしてみるというのはどうだろう。『THE☆NOGUSO』。なんだかバンド名みたいでかっこいいではないか!とはいえ僕たちみんな日本人。ヨコモジに頼るのはいささか早計に過ぎるのではないだろうか。
それでは日本語の由来を重んじて『極野外的風林火山快楽爽快的便』というのでいかがでしょう。個人的にはこれでも問題ないのだが、なんでも短縮したがるこのご時世、「長すぎる!」という非難批判が殺到することが想像されるのでこれもやめておこう。
ならば男性名詞、女性名詞を分けてしまうという新発想はどうだろうか。男の場合は、『セニョール』、女の場合は『セニョリータ』。これは確かに親しみやすい!カップルの会話にしてみると一層分かりやすいだろう。
男:「おい、どこいくんだ?」
女:「ちょっとセニョリータよ、うふふふ。」
男:「おう、セニョールね。」
まったく違和感のない会話である。しかし、巷のヤングにとっては使いやすいかもしれないが、これが来年90歳を迎えるおばあちゃんや極道の皆様方がこんな会話をしているところをあまり想像したくないものだ。
であるとしたら!唯一我々に残された道は人間的日本人的発送への回帰ではないだろうか。そう、縄文時代っぽく『たて穴式トイレ』でどうだ!もちろん口語は略称の『たてイレ』。これなら老若男女すべての世代に受け入れられ、かつ日本人の心も忘れていない。パーフェクト!ただ、僕としてはこれからも『野グソ』という言葉を使っていきたいので『野グソ』または『たてイレ』併用可ということで皆さんには了解していただきたい。
これで女の子も気軽に『たてイレ』を楽しめる時代がやってくるに違いない。僕はなんだこれが社会現象のように大流行する気がしてならない。そしたら『たてイレカフェ』とか『たてイレバー』なるものが六本木辺りに出現するだろう。そのうち『めぞん・たてイレ』なんていう美人の未亡人が管理人のアパートが全国に急増するに違いない。星空を見ながら用を足す『たてイレリウム』なんてできたら一躍若者のデートスポットになるぞ、きっと。
日本の未来はヒジョーに明るい!さあ、みんなでレッツ・たてイレ!
今日は、川のど真ん中でたてイレしてる猫を見ましたよ。
気持ち良さそうでした~。
by アズサ (2007-07-22 18:37)
まず写真を見て、噂のホーンテッドおパンツかと思いました。。
その後読み進めて、不覚にも久しぶりにブログで声を出して笑いました。。。
『めぞん・たてイレ』の美人の未亡人が激しく気になりますw
by うらなみっこ (2007-07-22 21:25)
私もよくしましたよ。青空の下でのトイレ。ちなみに私は女性です。ダーと走ってかろうじて人に見られない場所まで走って・・・。インドは水で流すのでトイレはきれいですけど、中国は酷いので、中国の汚いトイレ使うくらいならこのノッパラでのトイレは快適でした。
ところでチベタンのルンタ懐かしいです!いい写真ですね。
by naonao (2007-07-22 21:42)
早くもたてイレ流行の兆しが!ちょっとうれしい。
by スナフキン (2007-07-23 01:28)
野グソへの熱弁面白く読ませてもらいました。
こちらも対抗していい表現おもいついてしまいました。
「ちょー野グソ行ってくるわー。」を「ちょっと今からエコ活動で。」
と言えば「ハイ、いってらっしゃいませ。」と女子からも激励の言葉すら
もらえるかもしれません。
by (2007-07-24 12:00)
撮影のため山に入る事が多くなった最近は
「たてイレ」も日常の一角をなす「新ジャンル」に?
個人的には「セニョール」「セニョリータ」も捨てがたいですが・・・(笑
by yazoo (2007-07-24 16:09)
熱い議論ですね。
私の友人にもセニョリータした人はけっこう居ます。
by まさやん (2007-09-26 22:50)