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しかし… [カレーなるインディア]

喜怒哀楽・・・不動心

バラナシにて , May 2004 India


長く旅を続けているとすべてのことが曖昧になってくる。
黒か白か、善か悪かわからなくなってくる。
なぜ物乞いを否定できるのか、
なぜ不潔であることが悪いのか、
憎悪や嫌悪すら希薄になってくる。
何かはっきりしたことを言える自信がなくなってくる。
無限の「しかし…」がつきまとう。


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Comment 9

mel

軽々しくはコメントできない記事ですね。。
奥が深いというか・・。
物事には必ず理由がある・・・ということでしょうか。
今日、ジンバブエの人々の平均寿命が36歳というニュースを見て
思わず唸ってしまったmelでした。。
by mel (2006-04-08 23:42) 

concretephotograph

僕らの常識と言うか基準はきっと正しくないです。
この国で自殺ってあるのでしょうか。
スナフキンさんの写真はいつも生きてますね。
by concretephotograph (2006-04-09 04:57) 

tm-photo

辛いですね、その真実を受け止める勇気が無いです。
難しいですね。
by tm-photo (2006-04-09 07:23) 

ぽんこ

ただ謙虚に生きる…ということでしょうか。
むずかしいにゃん。
by ぽんこ (2006-04-09 17:30) 

ことり

来た(求めている)からには、時に自分の枠組みを編成しながら解釈をしなければという焦りや明確に言葉に落とせないもどかしさと、柔軟性のバランス…。一人旅はこうやって打ちひしがれる?ことの連続な気がする。
でも受け止めることはできているわけで、思慮は深くなってる気もする。
by ことり (2006-04-09 22:38) 

waka

まさに。
思考は堂々巡りですね。
by waka (2006-04-10 12:40) 

大きい意味での「文化」を数多く体験することがそういう思考パターンを産むのでしょうか?
「文化の壁」は存在し、踏み越えるときにこれまでの判断基準を考えさせられるんでしょうね。
by (2006-04-12 12:36) 

リアルですね。答えは一人一人の心にしかないのでしょうね。
by (2006-04-12 12:41) 

小野寺榮一

常に第三者的立場にいないと撮れませんね。旅人はしょせんそんな立場なのかもしれませんね。
by 小野寺榮一 (2006-04-18 21:56) 

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